STRUCTURE

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STRUCTURE

大切な暮らしと資産としての
「住まい」を支える。

長く安心して暮らせる場所であるために、また「資産」でもある住まいを守るために、見えない構造部分にも配慮を尽くしています。

充分なかぶり厚

かぶり厚とは、鉄筋を覆うコンクリートの厚さのことです。コンクリートは表面から徐々に中性化が進行しますが、鉄筋まで進むと、鉄筋が錆びて体積が膨張し、コンクリートに亀裂を生じさせます。かぶり厚を充分にとることで、中性化の進行を遅らせ、耐久性を高めることができます。

(mm)

土に接地しない部分 土に接地する部分
耐力壁以外の壁または床 耐力壁、柱または梁 柱・梁・床・耐力壁 基礎
屋内 屋外 屋内 屋外
20 30 30 40 40 60
外壁の屋外に面する部位にタイル貼り、モルタル塗り、外断熱工法による仕上げ、その他これらと同等以上の性能を有する処理が施されている場合にあっては、屋外側の部分に限り、最小かぶり厚さを10mm減ずることができる。
低収縮の水セメント比

水セメント比とは、コンクリートの配合におけるセメント量に対して加える、水の重量比。数字が低いほど水の量が少なく、強度が高くなります。水セメント比を50%以下に設定することで、コンクリートの収縮を低く抑え、ひび割れも起こりにくい建物を実現できます。

一般基準 当マンション
コンクリート耐久設計
基準強度
18N/㎟~24N/㎟ 0〜36N/㎟
構造体の耐久年数
(JASS5規格)
約30年~約65年 約65年~約200年
コンクリート自体の圧力強度であり、床に乗せられる重さではありません。

■ 水セメント比

■ コンクリート強度

安全な基礎構造

本建築物は安定した地盤に支持された杭基礎で支えられています。基礎杭は既成杭を採用し、安全性を確保しています。高層建築物でも採用されている、安定した信頼性の高い基礎構造です。

対震枠

地震の際に「玄関ドアが開かなくなり、部屋に閉じ込められた」という事態を防ぐために、「レジアス 大橋 DUX」では対震ドア枠を採用しています。

■ 対震扉

ドア枠とドアのスペース(クリアランス)が多い。ドア枠が変形した場合もドアが開きやすい。

■ 通常の扉

ドア枠とドアのスペース(クリアランス)が少ない。ドア枠の変形により、ドアと接触し、ドアが開かなくなる。

ダブル配筋

主要な床や戸境壁の配筋には、コンクリート中の鉄筋を二重に配置するダブル配筋を採用。
コンクリートの拘束に効果を発揮します。

■ 柱鉄筋

■ 梁の鉄筋

■ 戸境壁のダブル配筋

配管・配線の関係で、天井内・床下の壁部分に一部開口が生じる場合があります。

耐久性に優れ環境に配慮した健康建材

表面に強靭な膜を施してあり、傷に強く汚れも付きにくいので、お手入れもラクラクです。燃焼時に有毒ガスを発生しないオレフィンを採用した健康環境対応型建材です。美しい高級木目を大胆に表現したスタイリッシュなフローリング材です。

対震ドアガード

ドア枠の変形で、ドアガードを外せなくなり、開閉不能にならないよう、ストッパー部分が上下に可動し、付け根部分を大きくしたドアガードを採用しました。

LH50、LL40の高い遮音性を実現

■ LH50、LL40の遮音性能

LH-重量衝撃音
(足音、飛び跳ねる音)

「ドーン」「ドスン」、
比較的低い音源。
低音域で音が発生する。

LL-軽量衝撃音
(物を落とした音、イスの移動音)

「カチッ」「コーン」、
比較的高い音。
中高音域で音が発生する。

フローリングはLH50/LL40等級の性能をもつ床材を採用しておりますが、H50/LL40は床材単体の性能であり実際の建物において、この性能を保証するものではありません。

生活騒音の実感度

■ 壁の遮音等級と集合住宅の生活実感

二重天井

天井は天井スラブと天井仕上材の間に空間を確保し、二重構造となる二重天井を採用。また優れた遮音効果・断熱効果を発揮します。

■ 二重天井構造図

二重床構造

二重構造となっており、上下階間の気になる衝突音や生活音を軽減しています。

■ イメージ図

一部部屋の形状により異なります。

24時間低風量換気システム

高気密性は快適な住まいの条件の一つ。でも、上手に換気しないと汚れた空気や湿気がたまってしまいます。そこで24時間低風量換気システムの出番です。スイッチ一つで絶え間なく新鮮な空気が入ってくるので、室内はいつでも新鮮な空気に満ちています。

断熱・防水への配慮

■ 二重壁図

外気の熱や冷気が室内に伝わりにくい二重壁構造です。また、最上階住戸に対しては、断熱材の上に防水処理を行っています。

■ アスファルト露出外断熱防水

断熱材を屋上スラブ上部に敷き込んだ上にアスファルト防水処理を行っています。断熱材を外部に設置することで最上階住戸に対し、熱が伝わりにくいようにしています。

掲載の写真・イラストは、メーカー提供資料及び実績施工例で実際とは異なる場合があります。